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| 松田好花 卒業セレモニーで8年半の集大成 グループの希望見せる18曲披露 |
| 2026.01.29 |
| 松田好花(日向坂46)の卒業セレモニーが29日、TOYOTA ARENA TOKYO(東京・江東区)で開催された。2017年にけやき坂46 二期生として加入した松田は、トーク力をいかして「ひなこい presents 日向坂46松田好花の日向坂高校放送部」(ニッポン放送、2021年10月~2023年9月)や「日向坂46・松田好花のオールナイトニッポンX(クロス)』(ニッポン放送、木曜24時)のパーソナリティを担当するほか、「放送作家松田好花」(テレビ東京)で番組をプロデュースするなど、多方面での活動でグループを支えてきた。涙腺が弱すぎることでも知られる松田らしく、セレモニーは温かい涙で溢れたものとなった。 開演前の注意事項等を説明する「影ナレ」は、松田と同期の金村美玖、小坂菜緒の3人で担当。「今日は最高の一日にするぞー!」と叫ぶと、会場も「オー!」という大歓声で応えた。 ライブは、前キャプテンの佐々木久美がセンターを務めていた「君は0から1になれ」で開幕。佐々木と同じく幼少期からバレエに打ち込んでいた松田は、ダンサブルなビートに乗ってしなやかで華のあるダンスで魅せた。 続いて「青春の馬」。今ではグループの新人の登竜門となっている応援ソングだが、センターの小坂菜緒はじめグループ全員でいきいきと踊った。間奏では、小坂と松田がこの曲で初めてペアダンスを見せた。 ここで最初のMCパートに。これがアイドルとして最後のライブになる松田は、「ステージでできることは全部出しきって帰りたいと思いますので、みなさんよろしくお願いします!」と意気込みを語る。 エピソードを訊かれた上村ひなのは、そば打ちが得意な松田に、ラジオの生放送やプライベートで手打ちのそばを食べさせてもらったことを語りつつ、「好花さんが作るお蕎麦が世界一おいしい」と褒め称えた。今回のイベントでは、そば職人の格好をした松田のアクリルスタンドなどがグッズとして販売されているが、メンバーの楽屋にもそば屋風の『のれん』がかけられていたりと、松田一色になっていることも明かされた。 ここからは松田が参加してきたユニット曲を披露。まずは「ナゼー」を大野愛実、松尾桜とパフォーマンス。続いて「10秒天使」を上村ひなの、竹内希来里、佐藤優羽と披露。さらに、二期生楽曲「自販機と主体性」を金村美玖、小坂菜緒に加え、高(※はしごだか)橋未来虹、小西夏菜実、蔵盛妃那乃とともに歌唱した。 松田がメンバーへの思いを語るVTRを挟み、ここからは本人が選んだ楽曲を各期生とパフォーマンスするパートへ。強く戦う意志を込めた「錆つかない剣を持て!」を五期生と、仲間への思いをつづった「君のため何ができるだろう」を四期生と歌った。 三期生とは、けやき坂46のアルバム「走り出す瞬間」に収録された二期生の楽曲「最前列へ」をパフォーマンス。VTRでも、三期生のことを「愛情の塊みたいな子たち」と言って涙を流していた松田だが、歌唱中にも感極まって涙を浮かべていた。二期生の金村美玖、小坂菜緒とは、昨年卒業し「最後の一期生」となった佐々木久美、佐々木美玲、高瀬愛奈が歌唱した「Instead of you」を披露。メンバーとの絆や卒業のことを歌ったこの曲は、今日の彼女たちにぴったりの内容で、観客から長い拍手が送られた。 続く二度目のMCパートでは、先程のステージでも泣いていた森本茉莉が、「泣いてないですよ」と強がりながらも、後輩の相談を親身になって聞いてくれた松田に感謝しながら涙をこぼす。今日は円陣のときから泣いていたという佐藤は、松田が「各期の天使枠」を集めたという「10秒天使」の歌唱メンバーに選ばれたことに感謝しつつ「一生好花さんの天使でい続けたいです」と告白した。 ここからは、松田の盟友で「花ちゃんズ」というユニットも組んでいた富田鈴花と一緒に歌っていた楽曲。「線香花火が消えるまで」を金村と踊り、「まさか 偶然…」をアコースティックギターで弾き語りした。「まさか 偶然…」の後半では、松田と師弟関係にある山下葉留花がアコースティックギターを持って登場し、花ちゃんズのユニットカラーである黄色のサイリウムに染まる会場で、ともにハーモニーを奏でた。 次のパートは、にぎやかな全体曲が並ぶ。「一生一度の夏」に続いて、けやき坂46時代の楽曲「ひらがなで恋したい」をパフォーマンス。松田の脇を正源司陽子と藤嶌果歩が固め、満面の笑顔で歌った。 さらに、全員がタオルを持って登場。ファンと一緒にタオルを振り回しながら、「好きということは…」を歌う。松田はひとりトロッコに乗り込み、アリーナから4階席までぎっしり入った観客とコミュニケーションを取った。 ここで特徴的なピアノのイントロが流れると、ファンがさっそく反応する。五期生の大野愛実がセンターを務める最新シングル表題曲「クリフハンガー」の、ライブ2度目のパフォーマンス。松田が参加する最後の披露となり、オリジナルメンバー全員が揃う最後のパフォーマンスをファンもともに会場全体で盛り上げた。 本編最後の楽曲は、「アザトカワイイ」。日向坂46のアイドル的な「カワイイ」の側面を象徴する曲だが、松田が休業していた頃、テレビでこの楽曲を歌うメンバーに元気をもらっていたという過去がある。そんな思い入れの深い楽曲をメンバー全員で元気いっぱいに踊り、本編を終えた。 ファンに大きな「このちゃん」コールを受けて、再び客席の照明が落とされると、松田のこれまでの道程をたどるVTRが流れる。続いて、華やかな花の刺繍があしらわれたドレスに身を包んだ松田と、同期の金村美玖、小坂菜緒が登場。3人で「沈黙が愛なら」を歌唱した。 ここで、松田があらかじめ用意していた手紙で卒業のスピーチ(スピーチ全文は別記)。 スピーチ後には、全メンバーがステージに登場し、ひとりひとり松田に花を手渡していく。五期生の大野愛実は、「クリフハンガー」でセンターに選ばれた後、松田に元気づけられたことに感謝。松田からは、「大丈夫だよ、大野愛実氏。頼んだよほんとに」と、新センターへの励ましの言葉がおくられた。 四期生の山下葉留花は「ラブレター」を用意。さまざまなことに挑戦してきた松田の弟子として、「これから師匠のようになるとい目標を掲げて、たくさんチャレンジしていきたいと思います!」と抱負を語った。 三期生の山口陽世は、松田と「このっぱる」というコンビ名を名乗っている仲。松田にとって最後の参加となった昨年のツアーで、長く話した思い出を涙ながらに語った。 二期生の金村美玖は、「私は今、ハスらずに(格好をつけずに)本心を言おうと思います」と前置きしてから、「このちゃんが大好きです。そして尊敬してます」と伝えた。 最後に小坂菜緒が松田の前に立つと、ふたりはしばらく見つめ合って涙を流す。小坂は、グループに加入した頃、関西から松田と同じ新幹線に乗って東京に通っていた思い出を語る。そして「日向坂にたくさんの夢を見させてくれて、ありがとうございました。日向坂の一番の功労者だと思います」と8年半の活動を労った。 セレモニーのラストは、松田が作詞した楽曲「涙目の太陽」を披露。坂道シリーズで全員曲の歌詞をメンバーが手掛けるのは初めてのことだが、松田は自身の卒業ソングとしてでななく、未来の日向坂46におくるメッセージとして歌詞を書いたという。グループの日常の一コマも織り込まれた心の込もった曲を、メンバーたちは笑顔で歌った。 最後に感想を求められた松田は、再び「大野愛実氏、頼んだよ!」と声を掛ける。どこまでもグループの未来を考える、松田らしいラストステージだった。 ◆ 「松田好花 卒業セレモニー」のセットリストは次の通り。 ①君は0から1になれ②青春の馬③ナゼー④10秒天使⑤自販機と主体性⑥錆つかない剣を持て!⑦君のため何ができるだろう⑧最前列へ⑨Instead of you⑩線香花火が消えるまで⑪まさか 偶然…⑫一生一度の夏⑬ひらがなで恋したい⑭好きということは…⑮クリフハンガー⑯アザトカワイイ[ここからアンコールパート]⑰沈黙が愛なら⑱涙目の太陽 |